改正貸金業法で盛り込まれた「総量規制」とは、
個人が貸金業者から借りることができる金額に制限を付けると言うものです。
「総量規制」の「総量」は、全ての貸金業者から借りる合計金額を意味します。
社会問題にもなっている多重債務は、「総量規制」のような規制が無かったために、
いくつもの貸金業者から借り入れ限度額いっぱいまで借りて、返済能力を越えてしまうことが原因でした。
「総量規制」によって、多重債務を防ごうと言うのが改正貸金業法の狙いです。
改正資金業法では、貸金業者に対して、お金を貸す相手のことを調査し、
収入と借金がどれくらいあるのかを確認することを義務付けています。
収入については源泉徴収票などの収入証明となる書類の提示を求めますし、
指定信用情報機関を使って借り入れ状況を確認します。
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